ご挨拶

 私は、自分の経験から、それぞれが その人らしい本来のみずみずしい姿で、活き活きと豊かな人生を送る人々が多くなることを願っています 。


  人生には、舵を切り直したり、立ち止まったりすることもありますよね。それは、誰しもが、少なからず、ぶつかったことのある壁。生きていれば、そんな時期もありますよね。

 そんな時期こそ、

 自分自身が肌で感じること。例えば、におい、風、光。そんな自分で感じることが、自分自身の本来の力を引き出すことに繋がると信じています 。

 

 人間は、いつも元気満タンなほど強くない。そんな時は休めばいい。もし、今、元気でない人がいるとしても、それは、一過程。誰しもが、自分が元気になるものを掴む力を持っているのです。というより、自分にシンプルにつながる力は、そういう時期こそ強いです。本来の自分に近い姿になるために一時弱くなっているだけ。そう思います。

 この時期は、とても大切です。この忙しい世の中で、周囲の方も、せかさずに見守ってあげることも大事な優しさです。そして、それぞれが自分に合っている事を それぞれのエネルギーや、ペースが尊重されたなかで、次への道を再構築しさえすれば、元気を取り戻すことはできるのです。

 そして、その人にはその人の脚本があり、総監督も、主人公も、その人自身!この地球に かけがえない一人の自分として生まれて、自分の人生の映画をつくるのは、自分自身なのです。同じことでも、AさんもCさんも同じやり方・タイミングで!ということは不可能だし、それでは、誰一人としてかけがえなく生まれて生きていく意味がありません。周囲の立場になった時も、謙虚さは必要だな。。。そして、『見守る』というのは、奥深いものだな・・・一人一人掴むものは違う。と、つくづく思います。(←これからの私への言葉!)

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 「自分で感じること、そして 自分を癒せる方向まで見いだせること」。それは、幸せにつながります。自分に心地よいものを取り、その選択を続ければ、本来の自分に戻れるはず。そう、シンプルに。

 でも、それぞれの心の深くは この流れの早い日常の中で なかなか 届け合うすべや交流するタイミングをつかむのさえ難しいのも、この世界の現実。

 そんな日常の中で、アートや詩は、「間(あいだ)に置いて」発信や受信を可能としてくれるもの。また時空が離れていても届く可能性や時空のゆるみやタイミング、「それぞれの『感じ方があっていい』」手渡し方も許容してくれます。

 だれもが自分自身を犠牲にすることなく、それぞれが、ありのまま、のびのびとした姿での共存。それは、大人になっても、できるはず。というより、大人こそが、そんな時代を作っていく自覚をしなければ、なにも変わらないと思うのです。

 ~ そんな愛にあふれた 住み心地のいい土壌づくりを 多くの人々と共にできることを祈ります。~

 ~ それぞれの人生の重なり合う世界が、少しでもより良いものになりますように。~

 ~ 一瞬でも 喜びを分かち合う時間が、多めになりますように☆ ~

2023.3.25記